運命の彼は16歳上の山形訛り
たけよん『こんにちは今日は何をしていましたか?』「今日は、雪がすごかったので、家でのんびりしてました。たけよんさんは?」たけよん『こっちも雪凄かったですよ。』
「こっちではもうすぐスキー場で雪上の花火大会があるんですよ。すごく綺麗だから家族で見に行きます(*^^*)」
たけよん『いいですね行ってみたいです』
「一緒に見に行けたらいいですね」
たけよん『よかったら今度の土曜日会いませんか』



え・・・
一瞬おかしなことに寂しさが通り抜けた。
たぶん、たけよんと今ののんびりとたわいのないmailが終わってしまうような気がして怖かったんだと思う。知らない間にたけよんを信用して、何でも話せるようになっていたから。
思えば、他の人とは最初のひと文でも雰囲気が違っていた。
自然と安心できる空間になっていたのに気付いた。

「ホントですか?いいですよ」

少し考えて、答えた。
色んな思いが交差したけど私は逢うことにした。
「どこに待ち合わせします?山形からだから・・・」近くの電車の駅で待ち合わせすることになった。

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