I’м♡ゆアーズ
アサヒが死んでから、一週間がたった。
まだミナモは
学校に通えてはいなかった。
そんな日だった―
ピンポーン―
家のチャイムがなった。
ミナモは自分には関係ないと
ベッドに顔を伏せていた。
「すみません。五十嵐です」
ミイの声だった。
「ココちゃん…います?」
「え…ええ…」
お母さんが喋った。
最近はお母さんまでも無視していて、
お母さんの声を聞いたのは
久しぶりだった。
メニュー