顔面ヤクザ×強気な彼女
ボスのおかげかは分からないけど
チェックは対して時間はかからずに終えることが出来たけど…
「おもっ!!」
確実にこの量のノートはか弱き乙女が運べる重さじゃない。
これをあの遠い第三職員室まで運べって言うの無理がある。
・・・・・・。
でも、文句ばっか言ってられないしさっさと持っていこう。
そう気合いを入れてもっていこうとした時だった。
(あれ?さっきより軽くなった?)
ふと横を見ると
「ボス!!」
がノートを持って立っていた。
「・・・。」
無言で先に歩き出した。
も、ももしかして、ボ、ボスが手伝ってくれた?
…やばい、明日きっと嵐がくるんだ。
絶対明日あたし、嵐にのみこまれて死ぬんだ。
なんて考えながら、置いていかれないようにボスの後ろを必至についていく。
背の高いボスの歩幅は大きいから。