先生は官能作家





優しくて少し頼りない先生。





それが周りの俺に対する印象。





けど、それは作られた俺だから。





教師を始めて4年。





生徒達は俺を「咲先生」と呼び慕っている。






本名、咲山竜次。





咲山の咲でそう呼ばれていた。





別に嫌いじゃねーけどな。





本職は作家。





しかも、官能小説。





内容は一言で言うなら濃い。







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