先生は官能作家





坦々と報告をしている。




本当の自分を隠しているのは俺と同じ。





だけど、彼女の場合は気付いてもらえない。





俺と彼女の親友だけが知っている事。





ハッキリ言って男子生徒には知られたくない。





そうすれば親しみ易くなり彼女に近付く輩が増える。





だから、俺は「氷の女王」で良いと思っている。





怖がられていれば誰も手を出さない。





高校在籍中は想いを伝える事何か出来ないしな。





それに、小説を書いてる何て言えないだろ。





「以上で報告は終わりです」



「いつもありがとうございます」








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