先生は官能作家




銀色の髪、翡翠の瞳。





周りから見ると浮いている存在。





だけども、彼女は凛と前を見つめている。





魂の気高さ。






長い髪をなびかせながら道を歩いて行く。






道行く人皆が彼女を見る。






(いつもどおり)





そんな彼女に近付く影が一つ。






それも気には止めない。





「おはようございます。結城さん」




「おはようございます。咲先生」







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