先生は官能作家



教室に着いたら沙耶が眠っていた。




朝練がある時は疲れていつも眠っている。




沙耶の自由な所も私の好きな所の一つ。




授業が始まるまではいつも寝かしてあげてる。




幸せそうな寝顔を邪魔出来ない。




「皆さーん。おはようございまーす。HRを始めますよ」




普段通りの先生。




偽りの先生。





私は疑う事にする。




嘘で包まれたこの先生を。




もう、信じない。




裏切られるのは、もう…嫌…






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