先生は官能作家




独りじゃないんだって、実感出来た。





私が笑えば沙耶も一緒に笑ってくれる。




これが「友達」ってやつだよね。





「あー、そうだ!結城さん。頼み事があるのでついて来てくれるかい?」



「判りました」




そんな嘘の笑顔、もう私は信じない!



生徒皆もそうやって騙している。




許さない。




絶対に許さない。




私が如何なろうと構わない。




皆を護れればそれで良い。




なら、するべき事は一つ。









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