先生は官能作家



でも、違った。




「それが如何だって言うんだ?確かに言えば俺はクビだろうな。けど、お前も此処には居られなくなる」




「それでも構わない」




皆を護れれば。




「氷李と離れ離れになっても?」




その名は沙耶の苗字。




沙耶と離れ離れ?




全校生徒の為に学校を離れるのは耐えられる。




けど、沙耶は…





沙耶と離れたくない。




私の大切な友達なのに。




いつも傍にいてくれる大切な。




沙耶だけは諦めたくない。






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