先生は官能作家




如何したら良いの…




考えが混乱する。




冷静を保てない。




沙耶…




「俺の事を黙ってれば氷李と一緒にいられるぜ」




悪魔の囁きが聞こえる。




耳を傾けてはいけない。




だけど、だけど…




私には沙耶と離れる事は出来ない。




こんな悪党に屈するのはゴメンだけど。




選択肢は一つ。




「…私の目が黒いうちは貴方を疑い続ける」



「ご自由に」






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