先生は官能作家




少し憂鬱だった。





結城はもう俺を慕ってはくれない。





氷に戻ってしまう。





けど、悪い虫がつかないか。





良いのか悪いのかイマイチ判んねーな。





あっ、結城だ。






「おはようございます。結城さん」





今は咲先生。





笑顔を見せた。





そして、そのままこう言った。






「昨日の事は内緒ですからねー」







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