先生は官能作家




顔が少し歪んだ様に見えた。





夢とでも思ってたのか?




残念。




夢じゃないんだな。





「えぇ、判ってますよ。先生」





今、何て言った。




″先生″だった。





いつもは″咲先生″なのに。





やっぱり、結城は…





俺を嫌いになった。




判ってたさ。







< 47 / 93 >

この作品をシェア

pagetop