先生は官能作家
でも、アイツもアイツで危険なんだよな…
結城が傷付く事があれば傷付けた相手を何処までも堕とす。
普段の姿からは想像出来ない。
まさに番犬のようなもの。
「俺の事を黙ってれば氷李と一緒にいられるぜ」
まるで悪魔のように。
俺は囁いた。
それを聞くかは結城次第。
「…私の目が黒いうちは貴方を疑い続ける」
やっぱり、氷李が大切か。
結城は氷李が影で何をしているのか知らない。
お互いにお互いを護っている。