先生は官能作家





本当は違うのに。






これは偽り。






それを判ったのは咲先生と沙耶だけ。






咲先生はいつも優しい。





誰に対しても変わらない。






私とは違いすぎる。





「会長。おはようございます」





「あら、柿本君。おはよう」






彼は副会長の柿本君。





だけど、私を少し怖がっている。









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