先生は官能作家





沙耶には心配かけられない。





教室を出て保健室へ向う。






あれ、足元がフラフラする。





おかしいな…視界が霞む。





体が重い。





「きゃあ」






階段を踏み外した。





このままだと落ちる。





「おっと。あっぶねー」





後ろを見ると私の手を握って助けてくれたのは先生。





何で先生が…







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