先生は官能作家


―――――
―――



終わったー





もう保健室着いたのかな。





階段が見えた。




「きゃあ」




えっ!?




結城!?




何してんだよ!





目に入ったのは階段から落ちようとしている結城の姿。






慌ててその手を掴む。





「おっと。あっぶねー」





いつもの結城なら落ちたりしない。





やっぱり…変だ。







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