先生は官能作家




「大丈夫か?お、おい!結城!?」





返事はないうえに目を閉じかけている。





おかしいと思っておでこに手をつけた。





「ひでー熱じゃねーか!」






こっちの手まで熱くなった。





こんな状態で学校来るか?





親が気付くだろ。





とりあえず保健室に運ぶか。





背におぶるのもな…





お姫様抱っこで良いか。





あっ、意外と軽い。





女の子なんだな。








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