先生は官能作家





けど、周りは許さない。






俺は先生がいれば耐えられた。






二人で生きていけると思ってた。






「咲山君?」





「ユウは俺の事如何思ってる?」





「…好き、かな」





「じゃあ……何でいなくなった!!」







あの日、ユウは俺の前から消えた。





心には傷だけが残る。






深く悲しい傷が。







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