先生は官能作家




沢山泣いた。






これが現実だと信じたくなかった。






「それは…」






「答えてよ!」






手を伸ばした瞬間世界が闇に包まれる。






その闇にユウが消えていく。






必死に追おうとした。






でも、届かない。





また消えてしまう。







大切な人が。








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