僕は君だけを愛してる。



「俺と付き合おう?」


それからというもの、諒と出会う度に言われるようになった。

何度も、何度も……。





















「付き合おうよ♪」


何回も、何回も……夢にまで出て来る、諒の言葉。


あたしはこの時、キレ気味だったと思う。


「もう、わかったよ!」

とうとう、しつこいくらいの告白に負けてしまったのだ。





……こうして、あたしは諒と付き合うことになったんだ。




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