僕は君だけを愛してる。



試合はもちろん、6組の勝利。

たくさんの男子がコートに集まっていき、喜びを分かち合う。



いつまでも鳴り止まない心臓。

初めて見た、ダンクシュートに興奮が収まらない。

それは隣にいた、歩も同じで……

いつの間にか二人で手を握り合っていた。


「なんか諒がかっこよく見えるよ!」

先に口を開いたのは、歩。

「そうだね!」

二人ですごいねと言い合っていた。




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