僕は君だけを愛してる。



――あの事件以降、学校で諒と会う時間が増えた。


朝に、お昼休憩、放課後、

授業の合間のちょっとした休憩にも、会うこともあったり……。


心配してくれてるんだってわかるんだけど、そんなに会わなくても大丈夫なのにね。










「さっちゃん!」

振り返った先にいたのは、諒と聡くん。



< 61 / 65 >

この作品をシェア

pagetop