恋愛Game



「私…やります」
「私もやります♪」

そう言って手を挙げたのは

「じゃあ…桃華ちゃんと舞子ちゃんに決まりね。…執事やメイドは…まぁいいや♪後で決めよ」

桃華と舞子ちゃんだった。

―その日の昼―

アタシ・蓮人・愛李・隼水・桃華・美夜と昼ご飯を食べているトコロ。

「はぁ…やっぱりアタシ、メイドやらなきゃ駄目?」
「当たり前でしょ?」
「嫌だよ…ッ」

ヤバイ…騒ぎすぎた。傷痛い…。

「お前…騒ぎすぎだ。こっち向け、ガーゼと絆創膏取り替えるから」
「ん…」

私は蓮人の方を向いた。そういえば、いつから蓮人は桃華に裏を見せるようになったんだろ。

「僕、恋叶の傷見た~い!どんくらい酷く殺られたのか」

愛李がニヤリと笑った。

「俺も見たいかも♪」
「私も」
「おーれも♪」

うぅ…皆、酷い…。



< 136 / 266 >

この作品をシェア

pagetop