恋愛Game
「私…やります」
「私もやります♪」
そう言って手を挙げたのは
「じゃあ…桃華ちゃんと舞子ちゃんに決まりね。…執事やメイドは…まぁいいや♪後で決めよ」
桃華と舞子ちゃんだった。
―その日の昼―
アタシ・蓮人・愛李・隼水・桃華・美夜と昼ご飯を食べているトコロ。
「はぁ…やっぱりアタシ、メイドやらなきゃ駄目?」
「当たり前でしょ?」
「嫌だよ…ッ」
ヤバイ…騒ぎすぎた。傷痛い…。
「お前…騒ぎすぎだ。こっち向け、ガーゼと絆創膏取り替えるから」
「ん…」
私は蓮人の方を向いた。そういえば、いつから蓮人は桃華に裏を見せるようになったんだろ。
「僕、恋叶の傷見た~い!どんくらい酷く殺られたのか」
愛李がニヤリと笑った。
「俺も見たいかも♪」
「私も」
「おーれも♪」
うぅ…皆、酷い…。