恋愛Game



「マジで?じゃあ、いいや。…あ?!」
「何?どうしたの?」

その瞬間、双葉ちゃんの顔が明るくなった。

「大樹から電話!出るね♪」
「うん」
「あ、もしもし~双葉だけど~…」

しばらく双葉ちゃんは電話していた。

「どうしたの?双葉」
「ん~?大樹が帰りデートしようって!だから今日、一緒に帰れないや」
「うん☆分かった!」

ホントにラブラブなんだなぁ。表情が全然違うよ…。

「あ!次、教室移動じゃね?」
「そうだね」
「行こ!」

双葉ちゃん達は理科室に行ってしまった。

「……」
「隼水、大丈夫?」

あんな会話を聞いてしまった隼水は今まで見たこともないくらい悲しい顔をしている。あ~ぁ、カッコイイ顔が台無しだよ…。




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