恋愛Game



…ということで今日の放課後。

空奈は必要なものを持って整美委員会の教室まで行った。

もう、既に教室には皆が集まっていて空奈とクラスの男子が最後だった。

「…皆、揃ったわね。それじゃあ始めましょうか」

先生はニコリと笑いチョークを持った。

「まず自己紹介から始めましょうか」

空奈達は3年生だから1番最後に自己紹介をする。空奈は暇だったからペン回しをしていた。
…しばらくペン回しをし空奈はペンを落とした。
ちょうど、その時だったんだ。

「3年の相沢生南です。宜しくお願いします」

え…?空奈は、ゆっくりと声のする方を向いた。

うわぁぁぁ?!

いる。確実にいる。相沢君だ!気付かなかった空奈は…どうかしてるな、こりゃ。



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