恋愛Game



「も~ビックリするよ」
「ねぇ…相沢って存在感ないんじゃない?」
「う、うん」
「えぇ?!そんなことないよ!」
「だってさぁ、いるのに全然分かんないじゃん」
「うぅ…」

そんなことないよ!
相沢君はカッコイイよ!

~放課後~

「よいしょ」

空奈はゴミを捨てるために外のゴミ捨て場へと向かった。

「キャハハ」
「ん?」

遠くの方から甲高い笑い声が聞こえてきた。

「誰だろ…?!」

空奈が目にしたのは隣のクラスの女子・時岡 那智ちゃんと相沢君だった…。

「やだ~!生南ってば」
「何だよ!那智」

しかも名前で呼びあっちゃってる。



< 255 / 266 >

この作品をシェア

pagetop