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ピンポーン。
隼水がチャイムを押した。
ガチャ!
「待ってたよ。隼水、蓮人」
「…恋は?」
「寝てる。泣き疲れたみたい」
「…そっ、か…」
「ねぇ、蓮人?」
「ん?」
「流石にキスはまずいと思うよ?」
「あぁ、分かってる。でもさ、無理だよ…あんなに可愛い顔見せられると…」
「それは分かるけど…」
「ねぇ、何の話?」
何も知らない隼水が入ってきた。
「実は…」
俺は全部話した。
「ふぅん、そーゆーこと」
「あぁ…」
「でもさ、理性って止めらんないじゃん。だから、しょうがねぇよ」
「確かに…そうかもね」