恋愛Game



―第2倉庫―

「なんだよ…この資料、重すぎなんだよ…」

なんて朝でも薄暗い倉庫で1人で腹をたてる。

「…せる」

誰かの声が微かに聞こえる。

第1倉庫からだ。

俺は気付かれないように、その内容を聞いていた。

どうやら酒井の声のようだ。

内容は本当に許せないものだった。



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