涙の跡


私がそう言うと隼人君は真剣な顔をして、


「俺は美羽が好きだよ。今は俺のこと好きじゃなくても好きになってくれればいぃ。」


「…はぃ。」


「んじゃぁ行くか!」


そう言って車はお兄ちゃん達が待つレストランへと発進した。


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