風が聴こえる
何がそうさせたのかわからない。
けど俺は無性に、少女に会いたくなった。
・・・俺の少ない同情心が働いたのか。
・・・舞とは正反対の大人しそうな少女に安心を覚えたのか。
どっちにしろ俺は今、病院へ向かっている。
『少女に会えば、こんな気持ちも消えてしまうかも知れない・・・』
そんな淡い期待が、俺を急がせた。
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