戻りたくなる二年間
あ~ぁせっかく人が懐かしさに浸ってるのに…さすが和だなぁ 笑


『おいっす!久しぶりだなぁ翔』


和はアメ車が好きで今はキャデラックに乗っている、その左ハンドルの窓から腕を出し『おいっす!』とかカッコイイし…笑


『わざわざ迎え来てもらって悪いな』


『全然いいよ、だって今日はそのまま飲み行くつもりだったし』


『マヂで?』


和の口から飲み行くとか言われてちょっとビックリした


だってオレは全くお酒飲めないから、和と遊んでもめったに2人では飲みに行かない


『飲み行くとか珍しいぢゃん』


『だって久しぶりに翔帰ってきたし、話しも色々聞きたいぢゃん』


そういって和はニコニコ笑った


『たまにはいっか』


オレも和の笑顔を見て、ついつい賛成しちゃった


『ピコピコピン♪』


和の携帯が鳴った


『おいっす!マジで?わかったよ、オレらもすぐ行くから待ってて、ぢゃ~ね』


オレらも行くって誰か他にもくるんだ?
しかもまた『おいっす』って言ってたけど流行ってるの…笑


『他誰来るの?タカとか?』


『違うよ~まぁついてからのお楽しみってやつだなっ』


和はもったいぶって秘密にした
どうせ地元の連れなのに秘密にすることないぢゃん 笑


『ったく和はケチだなぁ~笑』


そういうとまたニコニコして笑いはじめた


『ケチで結構、そうだ早く行こうぜ待たせるとあいつうるさいから』


『お…おう』


そういうと慌てて車に乗り居酒屋に向かった…


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