世界と僕は戦っている きっと世界が勝つだろう
世界と僕は戦っている きっと世界が勝つだろう
もう、冬が間近に迫ってる。
そう感じさせる冷たい風の吹く午後だった。
風は冷たいのに差し込む日差しは陽気でアンバランス。
きっと小学校の頃の方が同じ時期でも寒かった気がする。
やっぱり温暖化なのかな?
そんなことを考えながら俺は屋上でホウキ雲がまばらに散らかった薄い水色の空を眺めていた。
こうやって眺めているとどうしてもあの日と比べてしまう。
あの日の空は青が濃くて真っ白い雲がニョキニョキとビルの谷間から生えていた。
まるで手付かずの空き地に遠慮なく生えてる雑草みたいに。
ほんの少しの日しか経っていないのに空はこんなにも様変わりする。
だけど俺はあの日から変わっていない。
そう感じさせる冷たい風の吹く午後だった。
風は冷たいのに差し込む日差しは陽気でアンバランス。
きっと小学校の頃の方が同じ時期でも寒かった気がする。
やっぱり温暖化なのかな?
そんなことを考えながら俺は屋上でホウキ雲がまばらに散らかった薄い水色の空を眺めていた。
こうやって眺めているとどうしてもあの日と比べてしまう。
あの日の空は青が濃くて真っ白い雲がニョキニョキとビルの谷間から生えていた。
まるで手付かずの空き地に遠慮なく生えてる雑草みたいに。
ほんの少しの日しか経っていないのに空はこんなにも様変わりする。
だけど俺はあの日から変わっていない。