貴方に恋したあの日から



「昔はいたよ。
でも!!!今はいないよ。」


その一言を聞いてホッとした。




「なーんだ!そうだったんだぁ!」


「なんでぇ?そんなに気にしてたの?」
子供みたいに篤也くんが笑ってる…。



「ちょっと気になってただけ!!!」

一気に真っ赤になる私の顔。







「杏ちゃんって俺の事好き?」



ちょうど信号で車が停まって、篤也くんがみつめて来た。




やば―――――!!!
なんて答えればいいの?
< 4 / 15 >

この作品をシェア

pagetop