【完】メガネちゃんの秘密
「ごめん、蒼空……」


「先輩は……
俺だけの先輩でいて欲しいんです……
だから……
あんまり他の男に笑顔向けないでください……」


蒼空はそう言ってあたしを離した。





「ごめんね、蒼空……
あたし、蒼空の気持ち考えてなかったね……
そんな風に思っててくれたなんて、知らなくて……
ほんとにごめん……」



あたしは頭を下げた。





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