【完】メガネちゃんの秘密
「……最強になる?」


「うん……
あたしが仲間になればね……
だけど……
あたしはそれをちゃんと断った」


「…………」


「もちろん……
蒼空のためでも何でもない……
自分のために……
正しい選択をしただけ」


あたしはそう言って参考書に視線を移した。





「先輩……」


「元々……
仲間になる気はなかったけどね」





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