【完】メガネちゃんの秘密
「……えっ?」



あたしは蒼空を見上げた




「だから、俺の側から離れないでくださいね?」

「……うん、当たり前でしょ?」


「先輩は俺のものですから」


「……分かってる」


「俺の側から離れたら許しませんから」


「あたしだって……
離れなら許さないから」

「……はい」



そして、そっと唇を重ねた。





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