【完】メガネちゃんの秘密
「先輩……
ちゃんと俺のこと見てくださいよ」


「…………」


「ねー先輩?
……イケないことしよっか?」


井上君はあたしの耳元でそう囁くと、あたしのメガネを外した。





「な、なに言って……」


だけどあのメガネ……
ほんとは伊達メガネなんだよー……





「ここ、誰も来ないし」





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