スピカ

愛と歌



あれから一週間が経った。


優太の住んでいるマンションは広くて、綺麗で、すてきだ。


そして、優太の作る手料理も最高。


時より歌ってくれるから寂しくなんかない。




でも、優太がライブに行っているときは寂しい。


私が寂しがらないようにってマネージャーの大石さんを私の話し相手に連れてくる。


でも、大石さんは優太の事ばっかり話すんだ。


彼女じゃないのに彼女みたいに・・・。



まるで、優太を生まれたときから見て来たように・・ね。





「でね、優羽ちゃん。優太ってね・・・」


もう飽きたよ。


優太、優太って・・。



ホラ。また・・・


「ね。そう思わない??優羽ちゃ「うるさいっ!!!!!!








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