Flower -光を探して-
でも、レジの時だけは良平が常に隣にいた。

その間、とても気まずくて恥ずかしくて・・・。

それは良平も同じだったようで、いつものように、からかってくることが殆ど無かった。



バイトの時にあまり話せていないけど、大丈夫かな?

会話が弾まなくて、やはり私といてもつまらないと思われたらどうしよう・・・。


お客が帰った後の空いた皿を片付けながら、マイナスなことばかりが頭に浮かんで不安になる。


「瞳、大丈夫だよ!ちょっと暗くなりすぎだってば(笑)」

偶然シフトが一緒だった未央が、私の片付けを手伝いながら励ましてくれた。
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