Flower -光を探して-
楽しい時間というのは、本当にあっという間に過ぎていく。

少し花火が上がるまで間が空いたので、携帯を開いて時間を確認する。

もう9時過ぎだった。



最後のクライマックスで、もう花火大会が終わってしまう。

そう思うと、何だか寂しくなってきた。



「瞳、今日の花火は最高にキレイだなぁ。でも瞳の浴衣姿は、それよりもっとキレイだけどな!店で見たとき、マジでドキッとしたよ・・・。」

ビールが入って少し酔っているのか、いつも以上に恥ずかしくなるほどのセリフ。
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