Flower -光を探して-
「近くのコンビニの駐車場でいいかな?」

春人は聞きながらも、もう既に車を発進させていた。



コンビニから出てきた春人は、紅茶のペットボトルを手渡してくれた。


何で、私の好きな飲み物分かったんだろ?

ただの偶然なのに、それだけで胸が締めつけられそうになる。



こんな間近で、キレイな横顔の春人を見れるなんて。

春人とゆっくり話せるなんて、夢みたい。

こんなことされたら、好きな気持ち押さえ切れなくなってしまうよ…。
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