Flower -光を探して-
「そんなことないよ。でも嬉しい、ありがとう。瞳もワンピ可愛い!」

少し照れている未央の顔は、見惚れてしまうくらい可愛い。

私も褒められて恥ずかしくなり、お互い目が合うと自然に笑みが出た。



「先にランチにして、その後ゆっくりショッピングしよっか!」

未央の提案で、駅の中に入っているイタリア料理の店へ行く。


店はけっこう本格的で、パスタの種類が多い。

未央は【ウニと彩り野菜のスープパスタ】、私は大好きな【カルボナーラ】を注文していた。


「お待たせ致しました。」

同じ高校生くらいのバイトの女の子が、それぞれの料理をテーブルの上に並べた。
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