マイ ストーカー君

私がノートに書き込んでいるうちに黒崎君は答えていた。

しかも正解している。



神様は二物も三物も与えるらしい。

…腑に落ちない。


黒崎君の方を見ているとそれに気づいたのか私の方を見てニッコリと微笑んだ。


眩しすぎる王子の微笑み。

私の前に座っていた女の子が顔を真っ赤に染めた。

(私には効かなかった。)



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