戦国桜話

あ･･････ヤバ･･････！


『人がせっかく信じてやろうって言ってんだぞ･･･！』


『あ･･･いや･･･その･･･あはははは〜！』


私は渇いた声で笑う


何と言うのか･･･不機嫌オーラがまたまた復活と言うか･･････


『お前はな･･････！！』
















ドォンｯ！！！
















佐助の怒りの言葉は凄まじい音に揉み消された


よかった〜･･･佐助･･･怒ったら恐そうだし･･･


でも･･･何の音？？


私は音が聞こえた方･･･すなわち、佐助の後ろに目を向けた


佐助も言葉を遮られ、不機嫌丸出しの表情で後ろを振り向く･･････


そこには･････････













『ひっ･･･！！』









『･･･ﾁｯ･･･！！』















さっき、佐助が倒した筈の妖怪が何事も無かったかの様に再生し始めていた