戦国桜話
『・・・・・・私は・・・昔から・・・とてつもない不思議な力があるの・・・・・・だから妖気が一番強い所が分かって・・・・・・そしたらそこが心臓だった』
『『『不思議な・・・力・・・』』』
3人が驚いた様にボソッと呟いた
・・・・・・言ってしまった。
昔から・・・おじいちゃんに・・・
――おまえの力は人に言わないほうがいい・・・それが葵・・・お前の為だ・・・約束だよ・・・?――
・・・そう言われてきた
そして・・・今までこのおじいちゃんの約束を破った事は無かった
友達に本当の事を言ったら嫌われる様な気がしたから・・・・・・
気持ち悪い・・・・・・
そう言われるのは・・・いくらなんでも・・・・・・心が痛い・・・・・・
『・・・・・・葵?』