戦国桜話
へ!?
・・・胸・・・・・・・・・?
胸に一体何が・・・・・・・・・??
私は佐助に目線を移した
『・・・面倒臭ぇ・・・・・・』
佐助はそう言いながら袴を脱ぎ、筋肉質な胸板を見せる
『っ・・・・・・・・・!?そ、それ・・・・・・!』
私は佐助の左胸を指差し、言葉を失う・・・・・・
何これ・・・・・・?
『た、タトゥー・・・?』
佐助の左胸には複雑な模様をしたタトゥーらしき物が焼き付いていた
『タトゥーって何ですか??』
八神くんの言葉に私はハッとなる・・・・・・
そうか・・・戦国時代にタトゥーって言う言葉は無いんだ・・・・・・
えっと・・・タトゥーを戦国時代の言葉に直すとしたら・・・・・・
『えっと・・・・・・あ!い、入れ墨[いれずみ]!!』
『違ぇよ』
私の言葉にすぐさま佐助が否定する
『じゃあ・・・・・・・・・?』
『これは・・・呪いだ・・・・・・』
『の・・・呪い・・・?』
佐助の言葉に私は思考が止まる