戦国桜話


そこには家の入口で腕を組みながら私を見ている佐助の姿があった


どうやら八神くん達を先に行かせた様だ・・・・・・


『えっと・・・佐助・・・・・・』


『俺らは探しに行く・・・お前はそこのガキと遊んどけばいい』


『いいの・・・?』


探しすには人数が居た方が効率がいいのに・・・・・・








『お前はガキと居る方がお似合いだからな』








『なっ・・・・・・!』


そう言って奴は不適な笑みを浮かべながら家を出ていった





な、何なのよ!あいつぅぅ〜〜!!


私がガキだから小春ちゃんと居るのがお似合いだって!!?


私のどこがガキなのよ〜!!





『あのお兄ちゃん・・・優しいね』


『はぁぁ?』


小春ちゃんの言葉に私はあんぐりと口を開けた





優しい・・・?


佐助のどこが・・・・・・?





私は眉間にシワを寄せて首をひねった


















『だって・・・あのお兄ちゃん・・・小春がお姉ちゃんと遊べなきゃ悲しむと思ってあんな事言ったんでしょ?』


















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