戦国桜話






・・・・・・・・・・・・?






そう言えば胡蝶が居ねぇな・・・・・・?


俺はキョロキョロと周りを見回す・・・・・・






・・・・・・・・・ッ!!






『おい、てめぇ・・・!』


『あ・・・見付かったか・・・頭借りるぞ?佐助』


俺の頭の上にはいつの間に乗ったのか・・・胡蝶がニッコリ笑いながら座っていた











こいつ・・・隅に置けねぇぇー!!











『佐助、早く探さないと日が暮れますよ?』


『・・・知ってる・・・・・・』


胡蝶に向かって怒ろうとした俺は八神の言葉を聞いて怒るのを止めた


夜になったら葵と村人が危ない・・・・・・


俺達が探してる男女が見付かるかは分からないが・・・・・・出来る限り探さないとな・・・・・・


俺は傾き始める太陽を見上げ足を速めた

















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