戦国桜話
・・・・・・・・・は?
その後、奴は今世紀最大級に意地悪な笑みを浮かべ、皮肉たっぷりな言葉で『おやすみ』と言い、布団に潜って寝息をたてはじめた
こいつ・・・さっき何て言った・・・?
“お前みたいに色気がねぇ体なんか襲ったりしねぇよ”・・・・・・って・・・
誰が色気が無い体よ!!!
それに襲われるなんて思ってもいません!!
何なのよ、こいつぅぅ〜!!
私は溢れ出す怒りを抑え切れずドカッと佐助に蹴りを入れ、すぐさま布団に入った
『っ〜〜゙・・・葵・・・てめぇ・・・!』
『佐助の馬鹿!!大っ嫌い!死んじまえ!!・・・・・・ふんっ!』
そう言って私は布団に無理矢理潜り深い眠りに入った
『大っ嫌いとか・・・死んじまえとか・・・軽々しく言うなよな・・・・・・』
弱々しい佐助の声も寝ている私には届く訳なかった