戦国桜話




心臓の場所を教えてあげたのに何、あの言い草!!


私に、“寝とけば良いのに発言”と“舌打ち”なんて・・・・・・






何様のつもりよ!!






『佐助!あんたねぇ・・・!』


『八神!一応、葵と胡蝶を含めて結界の中に入ってろ!!』


『わかった』


私が佐助に文句を言ってやろうと口を開いた瞬間、佐助の言葉で遮られた






・・・ってか・・・結界って何・・・・・・?






私が呆然と立ち尽くしていると












『・・・・・・ッ!!』












誰かに腕を引っ張られた













『すみません、葵様・・・痛かったですか?』


『い、いや・・・大丈夫・・・』






びっくりしたぁ・・・


手を引っ張ったの八神くんだったんだ・・・・・・・・・


私が八神くんに視線を移すと八神くんは袖から徐に何やら紙みたいなのを取り出した


・・・・・・・・・お札・・・?


私が首を傾げていると八神くんはそのお札らしき物を両手で挟み、目を閉じた

私はこれから何が起きるのか少し胸を踊らせる
















『・・・守衛術符[しゅえいじゅつふ]!』


















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